■缶バッジの飾り方アイデア集|おしゃれに飾って“推し空間”をつくろう
缶バッジ。気づけば引き出しの中に増えていませんか?
イベントで買ったお気に入り、限定ガチャで引き当てたレアもの…
「つけるのはちょっと恥ずかしい」「でもしまっておくのは惜しい」
そんなときは、飾って楽しむのがおすすめです。
■実は、缶バッジは“歴史のあるメディア”です。
缶バッジというと、「子ども向けのキャラグッズ」と思われがちですが、
実はその歴史は100年以上も前にさかのぼります。
特に注目したいのは、1960〜70年代の平和運動の中での缶バッジの役割。
ジョン・レノンとオノ・ヨーコが世界中で「WAR IS OVER(IF YOU WANT IT)」と訴えたとき、
そのメッセージを拡散するツールとして、缶バッジは大いに活用されていました。
それは、Tシャツやポスターよりも手軽で、
街を歩くだけで「言いたいことを伝えられるメディア」だったからです。
缶バッジは、小さくても“言葉を持つもの”だったのです。
そんな歴史を知ると、
「缶バッジ=アート」「缶バッジ=メッセージ」という見方が、
少し変わってくるかもしれません。

■飾るだけで、推し空間ができる
定番!コルクボードやフレームにディスプレイ
缶バッジを飾るといえば、やはりコルクボードや100均フレームが定番。
シンプルに並べるだけでも見栄えがよく、背景に布や紙を敷いたり、テーマで色を統一したりすると一気に“作品感”が出ます。
- サイズの合うコルクボードにピンで留める
- マスキングテープでレイアウトを調整
- フレームで囲めば「アート」っぽく仕上がる
缶バッジは小さくても存在感があるので、並べ方次第でぐっと空間が引き締まります。
テーマ別に並べるもよし、色で揃えるもよし。
見て楽しめる“推しの居場所”をつくれます。
■推し活で人気の「痛バ」も、飾り方のひとつ
缶バッジを、「ぎっしりバッグに詰める“痛バ(痛バッグ)※」もお推し活をしたい人には人気の飾り方。
ライブやイベントに持っていけば、推しへの愛を全力で表現できます。
ただ、「外ではちょっと目立つかも…」という方は、室内で痛バを飾るのもおすすめ。
スタンドに立てかけて“推し祭壇”のようにすると、空間全体が応援ムードに!
※「痛バ」は見た目が「痛々しいバッグ」という言葉かが短縮されたものですが、今では肯定的に使われています。
それでも、やはり「痛バ」を否定的に感じる人も一定数いるので、どこで使うかという、TPOが大事とされています。
■透明ポーチやトレカケースで“見せる収納”
缶バッジを収納しながら楽しむ方法もあります。
透明のポーチやミニケースに入れて、棚にディスプレイすることで、収納+見せる=一石二鳥の飾り方に。
小さめの缶バッジなら、トレーディングカード用のスリーブにも収まります。
きれいに整列させると、まるで“缶バッジ図鑑”のような雰囲気に。
■季節の飾りに「缶バッジリース」
リース台にグルーガンなどで缶バッジを貼りつければ、
世界にひとつだけの缶バッジリースが完成。
たとえば:
- ハロウィン → 黒やオレンジ系の缶バッジを選ぶ
- クリスマス → 緑と赤で統一して、オーナメント風に
イベントシーズンごとにテーマを変えて楽しむのも◎。
■実は…「アートとして飾る」こともできるんです
缶バッジは、並べ方や見せ方を工夫することで、ちょっとしたインテリアアートにもなります。
同じデザインの缶バッジを色違いで並べたり、
キャラやテーマを絞って構成したり――
「飾り」というより「見せたい」気持ちを込めれば、缶バッジが“表現”の道具に変わるかもしれません。
実際に、私たちKiyo Gocochiでは、
缶バッジを使ってオリジナルキャラクター「Kiyoにゃん」のポップアートフレームを制作・販売しています。
まとめ|飾ることで缶バッジは“生きる”
缶バッジは、つけてもよし、飾ってもよし。
大切なのは、「どう飾るか」にあなたらしさを込めることです。
引き出しの中にしまったままの缶バッジたち。
そのひとつひとつが、飾ることで“作品”になるかもしれません。
まずは1枚、お気に入りの缶バッジを、日の当たる場所へ。