■部屋にも街にも映える、静かなポップアートの実験作。
缶バッジは子どもっぽい?
キャラのトートバッグなんて若い子のものでしょ?

そんなふうに思っている、“あの頃”を通ってきた昭和世代のあなたへ。
以下でご紹介するトートバッグと缶バッジのセットは、他のKiyo Gocochiのキャラクタ―グッズとは少し違う視点から生まれました。
実は、これは商品企画者なりの“ポップアート作品”でもあります。
バッグと缶バッジで“構図が完成する”という仕掛け
まずは、生成りのシンプルなトートバッグ。
プリントされているのは、たったひとつのメッセージ。
PEACE BEGINS
WHEN YOU CHOOSE IT
中央の “CHOOSE” の「OO」だけがピンク色に。
まるでメガネのフレームのように浮かび上がるこの文字が、
ただの言葉にとどまらない“視覚的な仕掛け”になっています。
そして右下には、こんなサインが添えられています。
MESSAGE FROM KIYONYAN
BY KIYO GOCOCHI
まるで、アート作品の片隅に添えられたタイトルのように。

ロックスターになったサングラス姿のKiyoにゃんが“完成”させる
セットになっているのは、
ロックスターになったサングラスをかけたKiyoにゃんの缶バッジ。
しかもこの缶バッジは、ポップな色合いで大胆に彩られたカラフル仕様。
バッグの右上に配置すると、文字と構図に絶妙なバランスが生まれます。
色のアクセントとしても、ビジュアルメッセージとしても、
バッグ全体のデザインを“完成”させる存在なのです。

音楽が平和を語っていた時代を知るあなたに
このメッセージは、
若い世代にとってはただの英語かもしれません。
でも、1970年代以降、ロックがギターとともに平和を叫び、
音楽や言葉が本気で“社会を変える力”と信じられていた時代を知っている人たちには、
きっとこの構成に「何か」が引っかかるはずです。
若い世代の“飾り方”と、ポップアートとしての“構成”の融合
いまや缶バッジをバッグに飾るのは、
若い人たちの“推し活”ではおなじみのスタイル。
- 好きな位置に缶バッジをつけて「自分らしさ」を演出する
- 飾り方そのものが“見せ方”になっている
この作品は、そうした感覚的なレイアウト遊びを取り込みながら、
「構図として完成する」アート性を意識して構成されています。
つまり、“ポップアートのように構成した、バッグと缶バッジのセット”なのです。

外に持ち出せば、会話が生まれる。飾れば、静かな存在感に。
このバッグは、日常使いできる実用品です。
でも、それだけではありません。
◎外に持ち出せば──
- 見た人が「ん?これ、もしかして…」と気づく
- サングラスのKiyoにゃんが、静かに語りかけてくるような存在に
あの時代を知る誰かとの会話が、自然に始まるトリガーにもなりえます。
◎ 家に飾れば──
- ベージュと黒の中にカラフルなアクセントという静かなバランス
- ピンクで彩られた眼鏡風の文字
- 片隅のサインと、カラフルな缶バッジ
まるで、布でできた小さなアートピース。
“持つ”と“飾る”のあいだにある、
新しいハイブリッドなプロダクトです。

■商品内容(2点セット)
- トートバッグ(A4縦長・生成り)
→ メッセージとサイン入り、CHOOSEのOOはピンク色で眼鏡風 - 缶バッジ(57mm・ロックスターKiyoにゃん)
→ ポップなカラフルデザイン、バッグの右上に飾ると構図が完成
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■まとめ|これは“語らないメッセージ”をそっと持ち歩くアイテムです
このバッグには、大きな主張はありません。
でも、静かに何かを問いかけるメッセージが込められています。
若い人にはただの英文。
でも、“言葉と音と思想がつながっていたあの時代”を知っている人なら、
少しだけ、心のどこかで「…あれ?」と思うかもしれません。
“飾った推し活バッグ”でも、“飾れるキャラグッズ”でもない。
そのあいだの“なにか”として、静かに存在する「ポップアート」を目指した作品です。
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